2007年04月18日

メッカの方角

ホテルにチェックインしてベッドに寝転んだとき、発見。

719bJ.JPG

天井に小さな紙が貼り付けてありました。

矢印と「メッカ」の文字。

「…あ!そおかー」

ところはアラブ首長国連邦。

メッカの方角がわからないと、宗教上、都合が悪いのでしょう。

ちょっと新鮮。

モロッコとかチュニジアのホテルには見あたらなかったけど。


素朴な疑問。

敬虔なイスラム教徒が日本のホテルに泊まることになったら。

ホテルマンは「メッカの方角」を示すことができるのでしょうか?

今度、○○ホテルのコンシェルジュに聞いてみようっと。
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2007年04月01日

Samuel Leroy Jackson

ニューヨークに行ったときのこと。

なんだか人だかりができてたので覗いてみました。

人の輪の中心には見覚えのある人が。

サミュエル・L・ジャクソンだ!

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「マダム・タッソー」の文字に気づくのは、10秒ほど後…
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2007年03月29日

台湾でリフレクソロジー

「徳也茶喫」はお茶菓子がおいしい茶藝館。

6人でお茶をいただきながら、「次はドコいく?」と打ち合わせ。

…足つぼマッサージに決定。


実のところ、乗り気でなかった足つぼマッサージ。

だって痛いんだもん…。

それだけ弱ってるところが多いってことなんだけど。


タクシーに分乗し、向かった先は「滋和堂」というところ。

こちらは漢方診療所も兼ねてて、漢方薬も販売してます。


まずは足を洗って、漢方薬を調合した足湯で温めます。

で、ズラリと並べられたソファに座って、施術スタート。


…いきなり痛いっす。

痛がるたび、どこが悪いのか言ってくれます。

「目。首。肩。パソコン使ってる?」

はい。当時は環境コンサルタント勤務でしたから。

「ノド。気管支。タバコ吸いすぎ?」

冤罪です。完全な受動喫煙。会社を訴えてもいいのかな?


こんな感じで、日本で医者に注意されたこと、全部当てられました。

足つぼマッサージってすごいな〜。

施術の後、すすめられるまま漢方薬を買ってしまいました。

いろいろ指摘された後だったので、つい。

ま、アロマ検定1級持ってるし、本草学とか漢方にも興味あるし。

などと言いわけを探してみたりする。相当高かったので…。


マッサージが終わったあとは薬草茶をいただきます。

なんだか全身がポカポカして、足が楽になりました。

気のせいかもしれませんが。


マッサージを終えたY岸くんの感想。

「ひとりで来て、いっぱい悪いとこ指摘されたら凹むかも」


それは凹む…ね。
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2007年03月26日

台湾でエビ釣り

「初めての台湾でエビ釣りしたの?僕も行ったことないのに」

我々に飲茶をごちそうしてくれた台湾人のU君は呆れてました。

確かに酔狂といえば酔狂。よっぽどの物好きではあります。

メンバー全員が自然環境系の専門学校のOB・OGでしたからね。

短い滞在の中の、ちょっとしたオプショナルツアーです。


バスで故宮博物院の前をスルーして山道を登っていくこと数分。

道の左側にエビの釣堀が数軒かたまって営業してます。

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餌は鶏の心臓と小さなアミエビ。

釣り針に小さく餌をつけたら、あとは放って待つだけ。

のんびり待ってると、エビがかかります。

釣れ上がったのは巨大なテナガエビ。

体は透明で、ところどころ青く光ってます。

それにしてもデカい。日本のテナガエビの3倍はあるかも。

釣り針を外すとき、大きなハサミではさまれると痛い…

1時間遊んで、ひとり3〜5匹の漁獲がありました。

釣り上げたエビは、その場でバーベキュー。

よく洗って塩焼きにします。

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20匹以上のエビはきちんと6人の胃袋に収まり、成仏しました。

ごちそうさまでした。


お子様もしくはお子様の心をお持ちのオトナの方にオススメです。
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2007年03月25日

雨の九イ分

今日はかなり降りましたね。

台湾旅行の初日も雨でした。

というか、台風接近中、でした。

ときは12月。

ナゼ12月に台風?

これは、メンバーの中に「台風男」がいたに違いない。

そういえば。H先生、いま考えても正真正銘の雨女だったなあ…

さてと。

雨だからといって、外出しないってのはいかがなものか。

一応、外国に来てるんだし。

そんなわけで、午後から小旅行に出発。

行き先は「九イ分」。

山の斜面に広がる、ノスタルジックな町です。

ここはもともと雨の多い場所だとか。

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雨の九イ分、堅崎路

石畳の細い路地を散歩した後、「阿妹茶酒館」でお茶しました。

映画『非情城市』にも登場した、古い茶藝館です。

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メニューは竹簡に書いてありました。

ミルクの香りで有名な「金萱茶」をチョイス。

台湾で飲むお茶って、思ったよりも渋いんです。

おそらく、水が硬いんでしょうね。

でも「お茶を飲んでる、その状態」そのものが心地よいのです。

お店の雰囲気もイイ感じで、リラックスできます。

外国なんだけど、祖父母のところに遊びに来てる感覚みたいな。

「12月なのに台風が来るなんてねえ。またいらっしゃい」

帰り際、ご主人が笑いながらおっしゃってくれました。

有名な観光地なのに、このホスピタリティ。

お店を後にして、台北に帰ろうと町の出口に着いたとき。

メンバーの1人(♀)が財布をなくしたことに気づきました!

とりあえず2人が茶藝館に引き返して探してみることに。

すると、出口で待っていた4人に話しかけてきた女性が。

家路につく途中の「阿妹茶酒館」の従業員さんでした。

「財布を忘れませんでした?」と伝えに来てくれたのです。

そして、携帯電話でお店に連絡をとってくれました。

台湾の人、やさしい。

さて、台北に帰ろうとしたら今度は最終バスがなくなった模様。

バス停のそばのお茶屋が開いてたので、ダメもとで交渉開始。

「タクシーを呼んでもらえませんか?」

お互い言葉は通じませんでしたが、タクシーを呼んでくれました。

そして椅子をすすめてくれて、6人にお茶を淹れてくれたのです。

感謝の気持ちを表して、自然と全員がお茶を買うことになりました。

台湾の人、やさしい。

台風も、財布なくしたのも、バスを逃がしたのもマイナス要因です。

それがホスピタリティのおかげですべてプラスに転じたカタチです。

こういうことがあると、旅行は楽しくなります。


ところで。

タクシーを待ってる間、バス停に1台のバスがとまりました。

あれ〜?

実は最終バスを逃してなかった、というオチでした。

人生ってそーゆーもんです。

もちろんタクシーで帰りましたよ。
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2007年03月16日

北海道の恋人

台北のスーパーでお土産を探してたとき、発見しました。

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「北海道の恋人」

コレは…やっぱりアレ?「白い恋人」のパクリ?

よく考えるとパクリになってないかも。

とりあえず名前のイメージだけパクって商品化したのね。

ちなみに隣のお菓子のネーミングはこうです。

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「野菜のロンガー」


…ネーミングについてはさておき。

日本語を印刷してるのは、舶来品に見せかけてるってことかな?

そういえば。

台北の、そこそこ立派なお菓子屋さんで買い物をしたとき。

お菓子の包装に日本の住所が印刷されてました。

台湾のお菓子が「Made in Japan」ってことはないでしょう。

気になったので、帰国後、その住所を訪ねてみました。

そこには普通のビルがありました。

特にお菓子の工場があるわけではなく。

その代わり、貿易商社とおぼしき会社が入ってました。

ははあ、これは…

ま、いろいろあるんでしょう。

こんなこと追求して、最後に刺されたりするのイヤだし。

「これは日本製だよ〜」と控えめに主張したかったんでしょう。

…本当に日本製だったら台湾で買った意味ないな。

美味しかったからいいか。
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2007年03月02日

台湾で四柱推命

占いを信じますか?

僕はあまり信じてません。

でも単純に面白いと思います。

占星術で「旅に縁がある」って指摘されたことがあります。

そのときは、ちょっとウケました。

…なんで知ってるの?


台北に行ったときのこと。

行天宮を覗いたついでに、地下の占い横丁に寄ってみました。

同行の仲間は誰も占いを試してみようとしません。

なので、僕が実験台になって有名な先生に占ってもらいました。

こんな感じ。

…はい、四柱推命と手相・人相を組み合わせて占います。

ここに名前と生年月日と生まれた時間を書いてね。
ちゃんと時間もわかってるね。

・・・ほぉー、これはえらい○○の名前だね。

まずこれを旧暦に直します。
あなたの誕生日は旧暦の○月○日です。

(四柱推命の作業中)

はい、あなたはとても正直者で親孝行。
でも正直すぎるとよくない。
商売をやるなら、ずる賢くならないといけない。
中国人と商売するならもっとずるくならないといけない。
正直すぎると損をします。覚えておいてね。

あなたは「正官」の星と「偏財」の星を持っている。
両方持っている人は珍しい。

ひとつは学問の星。私もこの星を持っている。
私のときは戦争で学校がなかった。
勉強してたら台湾の総統は李淵命だったかもしれないよ。
李登輝でなく。
(※李淵命:占い師さんの名前)

あなた大学は出たでしょ?でも大学院には行ってないでしょ?
勉強なさい。将来必ず役に立ちます。学問によい相が出てます。

もうひとつはお金持ちの星。あなたは財産を作ることができる。
耳たぶが大きくて顔が四角くてハラが少し出てる、
これは財をなす人の特徴です。

手を見せて。ほら、こんなにはっきり財運の線が出てる。
独立を考えてますか?
ぜひ事業をやりなさい。あなたはカシラになります。
カシラ、わかりますか?会社なら社長、ヤクザなら親分ね。

結婚はまだでしょ?結婚はします。子供も生まれます。
幸せな家庭をもてます。

はっきりいいます。
昔だったらあなたは50歳をこえて生きられなかった。
盲腸で死ぬことになってる。
でも今は医学が進歩して人が死ななくなった。
だから大丈夫、生きられます。

また台湾に来ることがあったら、この紙を持ってきなさい。
タダで占ってあげます。


…とのことでした。

実は、自分でも大雑把に四柱推命を占うことができます。

結果はほぼ同じです。

ただし自分で占うと「親孝行」という結果は出てきません。

「親孝行しなさいよ」

人生経験豊かな李先生は、そう諭してくれたのだと思います。



自分の中に迷いがある、でも実は答えが出ている。

そんなとき、占いが背中を押してくれるきっかけになることも。

それもアリでしょう。
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2007年02月02日

旅の履歴

これまでに49の国を訪れてみました。

ところが。

グアムにもハワイにもインドにもタイにも行ったことないんです。

以下、旅の履歴です。

1オーストリア(1993、1994、2001、2004)
2イタリア(1993、1995、1999、2002)
3スイス(1993、1995、1999、2004)
4ドイツ(1993、1994、1995、1999、2001)
5チェコ(1994、2004)
6ポーランド(1995、2000)
7フランス(1995、1999、2001)
8モナコ公国(1995)
9オランダ(1995、2001)
10ベルギー(1995、2001)
11バチカン市国(1999)
12スペイン(1999、2001)
13ポルトガル(1999)
14イギリス(1999、2004)
15ロシア(2000)
16エストニア(2000)
17フィンランド(2000)
18ラトヴィア(2000)
19リトアニア(2000)
20スロヴァキア(2000)
21ハンガリー(2000)
22スロヴェニア(2000)
23クロアチア(2000、2002)
24セルビア(2000)
25ルーマニア(2000)
26ブルガリア(2000)
27トルコ(2000)
28ギリシャ(2000)
29アイルランド(2001)
30デンマーク(2001)
31ノルウェー(2001)
32スウェーデン(2001)
33モロッコ(2001)
34ルクセンブルク大公国(2001)
35アメリカ合衆国(2001)
36カナダ(2001)
37コスタリカ(2001)
38マレーシア(2002)
39サンマリノ(2002)
40ボスニア・ヘルツェゴビナ(2002)
41ニュージーランド(2002)
42韓国(2002、2005)
43オーストラリア(2003)
44台湾(2004)
45中華人民共和国<香港・マカオ>(2004)
46リヒテンシュタイン侯国(2004)
47アラブ首長国連邦(2005)
48マルタ(2005)
49チュニジア(2005)

「そんな名前の国、聞いたことないよ」てなふうな国もあるのでは?

一生のうちに、煩悩の数だけの国を訪れてみるつもりです。

なので、そろそろ「折り返し地点」が見えてきたところですね。
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2007年01月19日

ダミーの財布

海外旅行ビギナーの頃は、よくダミーの財布を用意しました。

いわゆるスリ対策ですね。

100円ショップで財布を買って、詰めものをして。

単なるダミーだと面白くないので、ちょっと細工をしてました。

泥棒さんあてにメッセージカードを書いて財布に入れたのです。

ドイツでは「残念!」
Schade!

チェコでは「返してよ!」
Vratte mi to!

イタリアでは「このたびはご愁傷様でした」
Sono molto addolorato.

フランスでは「お忙しいところ、失礼しました」
Je m'excuse de vous avoir derange.

…若くてヒマだと、ロクなことしないものです。


そのダミーの財布を盗まれたことが2回あります。

2回ともポーランドの夜行列車に乗ってた時のことです。

ポーランドの夜行列車って、各駅停車の鈍行なんですよ。

個室にはカーテンがなくて、そのうえカギがかからない。

外から丸見えだから、寝てる乗客を狙う泥棒さんの思うツボ。

途中駅で乗って、ひと仕事して、すぐ降りればいいんです。

ズルいなあ。

そんなわけで、寝てる間にダミーの財布を持っていかれました。

それが2回目の話。


1回目の時は、泥棒さんというより、強盗でした。

個室で本を読んでたら、突然電気が消えたのです。

あれ?と思ったら、ナイフを手にした2人組の男が侵入。

訳がわからないうちにポケットからダミーの財布を抜かれました。

それでようやく、強盗とわかりました。

強盗がジャン・レノとかH.カイテルみたいな外見だったとしたら。

そりゃあ、降参しますよね。

でも、その2人組は10代の、見た目ふつうの男の子だったのです。

これは、やられっぱなしってわけにはいかないな。

気づいたら取っ組み合いになってました。

そして逃げられました。

残念。

あれ?でも待てよ?

盗まれたのはダミーの財布でしょ?

何のためにダミーを用意したのだ?

…若い時って、バカっぽいことしますよね。

すぐ反省しました。

それ以来、危険な目にはあってません。(たぶん)

そんなポーランドですが、決して嫌いではありません。
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2007年01月15日

大根役者

パリのプティ・パレ前のベンチでひとやすみ中。

BMWに乗ったイタリア人が声をかけてきました。

「道を教えてくれないか?グラン・パレはどこ?」

グラン・パレはプティ・パレのお向かい。

ベンチに座ってる外国人に聞くまでもないことです。

…これは観光客相手のサギに違いない。

でも、人通りがあるから、危険なことにはならない感じ。

ちょっとだけサギにつきあってみることにしました。

彼は名乗らなかったので、仮に「マリオ」ってことにします。

マリオはヴァレンチノの服飾デザイナーという設定。

プロモーションが終わり、これからローマに帰るところ。

ついては、不要になった服をプレゼントしてくれるという。

服は2着あって、9000フラン(≒180000円)相当のものである。

その代わり、ガソリン代1200フランをおごってくれないか。

そんな話でした。

…見ず知らずの人から服をもらって、24000円も払う気あります?


この路上サギの手口は、古典的な部類に入るようです。

日本でもそっくり同じサギを目撃したことがあります。
(やはりクルマはBMWでした)

角田光代さんのエッセイにも登場します。


さてと。どんな対応をしようかな。

まずは優柔不断を装うことにしてみました。

装わなくても優柔不断ですが。

「ん〜、どうしようかな」と考えるふりをする小芝居を数分。

そしたら案の定、じれてきたようです。

次に、お金を持っていないふりをしてみました。

「キャッシュは持ってない、ホテルにある…」

マリオは少々あせって尋ねてきました。

「トラベラーズ・チェックは持ってないのか?」

それを口にしたら負けじゃない?

マリオは途中から、明らかに大根役者になってました。

詐欺師はガツガツしたところを見せたらダメでしょ。

イジワルもこのへんが潮時かな。

「リッチな日本人はオペラ通りにいるよ!グッドラック」

そう言って手を振ってみました。

そしたらマリオは渋い顔をして、黙って走り去っていきました。

ちょっと面白かった。

しかし。

因果応報。

調子に乗ってこういうことしてると、そのうち痛い目にあうのです…
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2007年01月09日

トカイでトカイを飲む

トカイといっても田舎町です。ハンガリーの。

トカイ(TOKAJ)は世界三大貴腐ワイン「トカイ・アスー」の産地。

ここでは、いろんなタイプのトカイワインの飲み比べができます。

私営の酒蔵なら、試飲はタダのところもあると思います。

とりあえず、公営の酒蔵、ラコーツィ・ピンツェに行ってみました。

ワインテイスティングのお値段は1680フォリント。

2000年当時、1フォリント≒0.5円くらいだったかな?

地元のお姉さんが地下のワイン倉を案内してくれます。

地下は湿気があって、ひんやり。

途中で壁に触れたら、ヌルっときました。

泥かと思ったら、カビだそうです。ひえぇ〜…

お姉さん、先に「壁にさわるな」って言ってください。

ティッシュ持っててよかったあ。

ワイン倉を見学した後で、地下の広間に通されました。

そこに、6種類のトカイワインが用意してありました。

わーい。

お待ちかねの飲み比べです。

おつまみはポン・デ・ケージョみたいなチーズ風味のパン。

1杯目。「Tokaji Furmint1997」。ボトル810Ft.(フォリント)。
すっきり味のワインです。

2杯目。「Tokaji Sarga muskotaiy1999」。ボトル1350Ft.。
一般的なグラスワインとして人気があるそうです。

3杯目。「Tokaji Harsieveiu1996」。ボトル1150Ft.。
これはほんのり甘みがあります。

ここでお姉さんからひとこと。

「あなた、飲むの早すぎ。もっとゆっくり味わって。」

はい。わかりました。ノドがかわいてたので、つい。

4杯目。「Tokaji Szaraz Szamorodni1993」。ボトル1350Ft.。
あ、これはドライシェリーみたいな味がする。面白い。

5杯目。「Tokaji Forditas1993」。ボトル1700Ft.。
さっきのシェリーに甘みが加わって、ブランデーみたい。

6杯目。「Tokaji 5p.Aszu1994」。ボトル3900Ft.。
これが最後の1杯です。
トカイ・アスー・5プットニョシュ。
プットニョシュは25kgのこと。
136リットルの原酒に25kgの貴腐ブドウ×5樽を加えたものです。

極甘口とか言われますが、甘ったるくはありません。
甘酸っぱくて、芳香があって、奥の深い味。
アンズのような。ハチミツのような。
これはおいしい。

最後にお姉さんから「感想は?」と聞かれました。

あたりさわりのない返事をしたような気がします。

でも、心の声はこう言ってました。

「やっぱり梅酒がいちばんだな〜」

ハンガリーまで行ってそんなオチかいっ!
posted by kan at 22:59| 東京 ????| Comment(0) | 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

走馬灯

いまわの際に脳裏をかけめぐる、思い出の映像。

よく、「走馬灯のように」って表現されますよね。

日常生活でも、そんな映像が見えること、ありませんか?


2000年の夏休み。

st.ペテルブルク→アテネ縦断の旅の途中の出来事。

列車でブルガリアの古都ヴェリコ・タルノヴォに向かってました。

車窓から眺める、のどかな風景。

鈍行列車の車内には、ほとんど乗客は見当たりません。

荷物を置いたまま、ちょっとトイレに。

ドアを押して開け、パタンと閉める。

と、何か違和感が。

あ、内側にドアノブがないのね。

…えええっ?

中からドアを押してみる。開かない。

今度は引いてみよう…って無理じゃん。ドアノブないのに。

と、いうことは。

中からは決して開けることのできないトイレだったのです。

閉じ込められた…(正確には、自分で自分を閉じ込めた)

それがわかった瞬間、脳裏にハッキリとシミュレーション映像が。

@荷物は盗まれる。
A現金、航空券、パスポートは荷物に分散して隠してある。
B終着駅か車庫で救出される。
Cヒッチハイクで首都ソフィアをめざす。
D日本大使館でパスポートを再発行してもらう。
Eお金も借りる。
Fアエロフロートに航空券の再発行を交渉する。

@〜Fの映像を見終わるまで、およそ3〜5秒。

これがいわゆる「走馬灯のように」ってやつかな、と思いました。

それにしても帰国までの道のりは遠いなあ。

とりあえず、ヒッチハイク、うまくいくかな…。

というのは余計な心配でした。

停車するたびにドアをたたいて気づいてもらう作戦が成功し、

3つ目の駅でおじさんがドアを開けてくれました。荷物も無事でした。

よかったよかった。


ポルトガル旅行からドイツに戻る日にも、似たようなことが。
(※1999年の7ヶ月間、ドイツのフライブルクで生活してました)

出発が遅かった自分が悪いのは認めます。

でも、途中で車を停めてケンカを始めたバスの運ちゃんも悪い。

そんなこんなで、空港に着いたのは離陸15分前。

アリタリア航空のカウンターで「チェックイン、プリーズ〜」。

そしたら「飛行機はもう出発した」って冷たく突き放されました。

その瞬間、やはり走馬灯のように…

イベリア半島からフランスあたりの地図がハッキリ見えました。

そして、ドイツまでの鉄道路線と2日間の行程が浮かんできました。

シミュレーション映像が見えた時点で、ジタバタする気が萎えます。

と、そうはいっても、一応は交渉してみます。

常に最悪のケースを覚悟しておけば、結果は大抵ハッピー。

そのときも、最終的には飛行機に乗れました。

よかったよかった。

って、ぜんぜん懲りてへんやないかいっ!(ひとりツッコミも多い)
posted by kan at 22:04| 東京 ??| Comment(0) | 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

とそかし

「不動産に付着していて美しく保存されている無用の長物」

これが、超芸術トマソンの定義とされています。


町を歩いていると、トマソンを発見することがあります。

まれに、似て非なるものを発見することもあります。

たとえば、こんなものをみつけました。


「とそかし」 (↓画像をクリックして拡大してみましょう)

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(採集地:ソウル市鍾路区)


いっぷう変わったものを収集すること。

それが目的なのではありません。

「発見」を「発想」に結びつけること。

それが狙いです。

なんつって。
posted by kan at 23:59| 東京 ????| Comment(0) | 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする